@choku1stの雑記

やりたくないことをやってる余裕は人生にない

留年4回したとある大学生の話【第12話】意識高い系就活生

 

 

 

【しうかつ開始編】

 

 

 

フェルマーの最終定理をご存じだろうか。

 

3以上の自然数nについて

 

xⁿ+yⁿ=zⁿ

となる自然数の組(x,y,z)は存在しない

 

というアレである。

 

 

この定理を発明したフェルマーさん、

実は数学者ではなく裁判官だったのだ。

フェルマーさんが生きていた時代の裁判官は、

私生活における制限がかなり厳しく、

プライベートではなるべく人と会わずに自宅にて自粛せよ!

という制約があったらしい。

 

我々が自粛要請中にネットフリックスで時間を潰すように、

フェルマーさんは自粛期間中に

数学の問題を解いて時間を潰していたのだ。

 

そしてこのフェルマーさん、天才すぎて

過去の天才数学者たちが残した難問をアップグレードして

自分で解くという遊びをしていた。

 

そしてそのアップグレードした問題を

現役の数学者に送り付け、

解けない数学者たちをあざ笑うことを趣味にしていたらしい。

フェルマーの最終定理ピタゴラスの定理x²+y²=z²(直角三角形の斜辺がz)っていうアレのアップグレード版

 

 

フェル「ハッハッハ我は裁判官ゾ?アマチュアの我が作った問題をプロの貴様らが解けんのか?ざぁこ♡」

 

数学者「くそぅ…解けない…」

 

フェル「んぎもぢいぃぃぃwww」

 

 

 

ワイ「フェルマーさんマジかっけー!」

 

 

 

ワイもこれやりたい!

 

性格が相当ねじ曲がっていたフェルマーさんだが、

私も相当性格がねじ曲がっていたので、

アンチ留年勢のへこみ顔を横目に

4回留年した状態での就活で完全勝利したかった。

 

 

しかし私はフェルマーのような超天才ではなかったので

 

 

死ぬほど就活に力を入れた。

 

 

 

 

就活シーズンの数か月まえから準備をし、

 

バイトもシフトに融通の利く牛丼屋以外の全てを

休職、または退職してかなりの時間を割いた。

 

 

 

超意識高い系学生の再来である。

 

 

 

まずは自己分析だ

自分のことがよくわからない奴など自分を企業側に売ることは決してできない。自分の得意不得意、どんな知識や技術を持っていて何ができるか書き出してみよう。そうだ久々に生放送をやろう喋っているうちにリスナーから何かヒントをもらうことができるかもしれない。そうだDiscordに行って団員さんと話そう何か気付きがあるかもしれない。年表を作ろう自分の過去を見返せば自分の強みがよりはっきりと見えてくるかもしれない。(オタク特有の早口)

 

全体的な働く動機を固めよう

自分の人生における優先事項は何だ?金か?仕事内容か?時間か?どんな仕事ならやりがいとゆとりのバランスを保って生活できる?将来はどんな社会人になりどんな老後を迎えどのようにしんでいきたいのだ?(オタク特有の早)

 

働く動機が定まったら自分の条件に強くあてはまる会社を探そう。

それなら絶対本番でもすらすらと答えられるはずだ。更に似たような会社がいっぱいあるので「なぜうちなんですか?」などという愚かな質問に対する答えを10個は用意しておこう。同業他社に比べたいいところを徹底的に洗い出し、営業成績はもちろん会社の歴史も徹底的に調べよう。ねんのため会社の評判は複数の口コミサイトを参考にしてイメージを付けておこう。(オタク特有の)

 

これらを踏まえてESだ

このふるいを通過できないようでは話にならない客観的な視点を大切にするため何人かに見てもらおう。絶対に自分の入学年度と卒業見込み年度を見てん?と思うだろうがこれはチャンスだ。それを逆手にとってより多くの経験と知識を大学で得たという方向でアピールをしつつ、かつ謙虚に、若い人事が見ても年配の人事が見ても違和感のないように仕上げていこうコピーを取って推敲を重ねていこう。(オタク特有)

 

身だしなみを整えよう

なんだかんだ清潔感は大事だしあまりにも貧乏くさいアイテムもダメな気がするので靴はリーガルからいいものを新調しよう未だに時計の価値=人の価値だと思っているジジイ対策に腕時計も用意しよう高い有名ブランドに関してはいいものの値段が青天井なのでとりあえず有名ブランドのパチモン(中国産)を入手していこう体型は問題ないので化粧水で肌艶の維持をしつつひげのそりのこしだけは気を付けよう。(オタク特)

 

ひたすら面接の練習だ

間違いなく一番の労力の割きどころだSPIなどのペーパーテスト系には絶対の自信がある。ペーパーテストで切られるようならそれは分不相応だったということだ諦めよう。自頭オバケの東大卒のエリートだって参加している可能性があるんだ仕方ない。なんだかんだ言って面接が全てだ。あらゆる質問を想定してあらゆる回答を用意しようしかし志望動機を太い柱として据えて決してぶれないように気を付けよう。クズ大学生生活をそのまま語った場合リスクが高い。真っ当な大学生活の中で仕方なく留年してしまったというストーリーを構築し破綻しないロジックをくみ上げよう。実際には在学中に海外に留学してないしボランティア活動に参加したこともないがそういう連中の経験談は飲み会で聞いた8年分のストックがあるのでこれを使っていこう。場数を踏むことも大事だとりあえず周りの人間に練習を手伝ってもらおう圧迫面接にも耐えられるようにそれはなぜですか責め×5セットくらいの練習をしておこう。(オタク)

 

 

 

 

 

 

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【しうかつ終了編】

 

 

 

^^~♪

 

 

 

自分は大変晴れやかな気持ちでいた。

 

 

結局、民間企業を5社受け

 

 

5社とも内定をもらうことができた。

 

 

パーフェクトである。

 

 

こうして、ひとまず就活は終わりを迎えた。

 

 

 

公務員にも2つ合格していたため、選択肢は7つになり、

留年4回した大学生はなんとか

内定7つもらったいい感じの大学生

にまで上り詰めた。

 

 

逆なろう系かな?

 

 

 

 

単位も取りきり、

 

卒業論文はかなり早い段階から制作に取り掛かっていたこともあり

 

周りに比べて圧倒的な余裕をもって提出することができた。

 

フラグなど一切立たない、本当の勝ち確定演出である。

 

 

 

 

感想を語るのであれば

 

就活、めちゃめちゃ楽しかった!

 

もう一度やりたいぜᕙ( 'ω')

 

 

というか面接がめちゃめちゃ楽しかったので、

面接がやりたくて

9月も公務員系の受験を申し込んでいた。

 

やはり対策をガッチガチに行っていたのが功を奏し、

自頭測定のような変な質問を含む

あらゆる質問に、

ほとんどラグを発生させずにサラサラと答弁できたため、

どの企業の面接もかなりの好感触だったのを覚えている。

 

”知識は武装

これは真理である。

徹底的に調べ上げた企業に関する知識、

その企業のある地域特性にかんする知識、

労働法、企業法に関する知識、

投資の勉強の過程で身に付けたお金の知識、

簿記などの会計知識が広く浅くあったため、

人事の質問の意図や、気持ちが手に取るように分かったのだ。

 

某メンタリストにでもなった気分である。

 

 

 

集団面接は余裕がありすぎた。

同じ組だった学生も、

背丈は自分よりかなり大きかったが、

なぜか自分よりかなり幼く見えた。

※実際自分のほうがかなり年上である

留年して無駄に歳をとったことがここでアドバンテージになる。

緊張の”き”の字も無かったのでかなり冷静だった。 

 

自分以外の学生が

ちょっとズレてるかな…

という回答をするたびに心の中でガッツポーズをしていた。

詰まることなく自然な答弁ができたのが自分だけだった時点で

「はい勝ち格」

という感覚だった。

 

 

 

時期的にコロナショックが重なったが、

バタバタしたのは企業側だけで、

自分はマスク1枚装備するだけだったので特に動揺しなかった。

移動に使った夜行バスは自分以外誰も乗っておらず

完全貸し切りの状態で快適そのものだった。

※ただし総武線てめーはダメだ。

 

ちなみにリモート面接を実施したのは1社のみだった。

 

コロナショックは逆風にならない。 

むしろ面接の際に、新型コロナによる経済の影響を組み込み、

志望動機をより強固で説得力あるものに進化させることができたので、

不謹慎かもしれないが、

味方になってくれたコロナに感謝したい。

 

 

そしてあれだけ万全の準備して挑んだ面接も、

本番で初めて気付いたことがあったことも大きい経験だ。

それは

語彙が少ないことは長所になりうる

ということだ。

説明がわかりやすいね

と言われて嬉しかったのだが、

実はたまたま会話の中で適切な言語が見つからず、

小中学生が使うような言葉しか出てこなかっただけなのだが、

今思うとこれがいい方向に働いていたのだ。

小中学生でも知っている言葉は相手にもわかりやすい

 

社会に出る前に大きな学びを得た。

 

 

 

就活も採用される定員があるため、”競争”である。

「みんな違ってみんないい」という考えの甘ちゃんは消えてくれ。

という強い気持ちを持っていたこともあり、

そのネクタイ、ちょっと結び目が平たすぎないか?

顔に生気がないな?

という就活生らしき人を見かけるたびに

こいつには負ける気がしないな(確信)

と、自身が沸き上がっていったのも覚えている。

 

 

 

体育会系の世界に生きてきてよかった。

 

 

 

 

 

細かく書くと3万字を超えそうなのでこの辺にしよう。

就活について書いているブロガーは多すぎて余ってるし…

 

 

 

以上が大学8年生が就活で

ざっくりと抱いた感想である。

 

 

人事担当の皆様、

私を評価してくれてありがとうございました。

 

 

 

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【8年生の夏休み】

 

 

 

大学生活の、

本当の本当の最後の夏休みになった。

 

 

就活が終わっても新しい知識を入れることが楽しい人間になってしまったので、グラブルをポチポチと周回しながら教養系Youtuberの動画を眺めていた。

 

NBAもコロナバブル(※オーランドにあるディズニーランドの体育施設を利用したプレーオフトーナメント)での盛り上がりを見せ、

自分も試合をチェックしながら興奮していた。

レイカーズ優勝おめでとう!

 

 

 

 

世間はまだまだコロナ。

 

大学もコロナ自粛が続いており、

サークル活動もできない。

 

 

他にやることが特になかったので部屋の掃除をした。

 

とにかく部屋の掃除をした。

 

 

不動産の知識も頭にあったので、

退去費用を極限まで安くしようと

家の細かいところを隅々まで磨いた。

 

これで不当な金額請求されたら裁判起こさないとな…

裁判用のお金でも用意しておくか…

 

など、色々と余計なことを考えられるくらいには心に余裕があった。

 

 

8年間愛用したベンチプレスくんも新居には持っていけないだろうと

処分することを決意し、

車持ちの後輩に手伝ってもらいゴミ処理場へ。

ありがとう。

 

 

 

 

 

他にやり残したことはないかな

 

 

大学8年生も残すところあと半年に差し掛かった。

 

 

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つづく

 

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